今日(2022/08/18)*1はリバイバル上映の『劇場版ポケットモンスター 水の都の守り神ラティアスとラティオス 同時上映ピカチュウTHE MOVIE 5th ピカ・ピカ星空キャンプ』を観てきました。
この映画は人生で最も多く観た映画と言っても過言ではありません。
なんせ中学までは学校を休んだ日には必ずこの映画を見てましたからね。
ビデオで。*2
多分私と同世代の方なら、この映画に心を奪われ、今もなおその重力に魂を引かれている人も少なくないでしょう。
カノンとラティアスは数多くの少年少女にとって初恋の相手。
初めてトキメキを与えられた存在なのです。
ちなみに私は違いますが。*3
あと意外にも声優として良い仕事をしていてビックリする神田うの&釈由美子。
作中ヴィランである怪盗姉妹、ザンナーとリオンを担当。
神田うのは寝ぼけた状態で聞くと高野麗かと勘違いするほど違和感がないし、釈由美子も善戦していてとても良い。
特に釈由美子演じるリオンはめちゃくちゃ好きなキャラです。
いつか自分の作品でマジヒロインを出す時はああいう感じのキャラを出したいなと画策しています。
デュフ。
……それにしてもキモイなぁ。
こんな目線でアニメを見る大人にはなりたくなかったのに。
ぼくの心のしずく、濁っちゃった……
まぁ内容については特に書きません。
なんか長くなってきましたので。
ただ、自分も末席とはいえ創作を日課とする存在。
見習うべきだなというポイントがいくつかあったので、とりあえずそれだけはまとめておこうかなと。
- 良い作品は『ストーリーが良い』『キャラと世界観が良い』『ストーリーもキャラと世界観も良い』の3パターンくらいあると思いますが、本作は3つ目のパターンだなと感じました。エンドロールの新聞のシーンで「ずっと 終わらないで(懇願)」って思っちゃいましたもの
- 説明をカットすれば1時間に収まる。これは見習わなきゃなと感じます。自分は読み切りを書くときにページ数が予定より伸びることが多いです。しかし、削るべきところを削っても話を通じさせることはできるのだと言われたような気がしました。身が引き締まる思いです。
- 説教とエンタメのバランスがちょうど良い。終盤で地球を見せた後「水の星」なんてセリフがあることからも、水の都とは水の星、すなわちアルトマーレ=地球のメタファーであることを示唆しています。つまり、このままいけば地球はヤバいことになるぞ!という説教な訳です。同じテーマを扱ったセレビィの映画では、本作よりも説教強めでしたが、本作は説教よりもストーリーの方が重視されている感じでした。私は説教が強めの作品も好きなのですが、やはりエンタメ作品を作るのであれば、この辺のバランスはストーリーの方に若干重きを置くくらいでちょうど良いのかもしれません。
なんというか、創作の熱意をもらえました。
迷った時は原点回帰、みたいな言葉がありますが、この映画は私にとって原点だったのかもしれません。
とても面白い映画なので、観てない方は見てみると良いのではないかなと思います。
ま、公開はもう終わったけどな!
追記:2022/08/20
9月2日から日替わりで再度公開されるそうです。
詳しくはホームページをチェックだ!
モリーとの、やくそくだぞ!