遅くても 花開く者 千歌郎

 

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以前言ってたクリエイターさんの作品が今日公開されました。

 

初回全話無料のマンガアプリ「少年ジャンプ+」で「[第1話] コレクターイズデッド ~転売ヤー撲滅子ちゃん編~」を読んでます! #ジャンププラス

[第1話]コレクターイズデッド ~転売ヤー撲滅子ちゃん編~ - 横浜タケル/みらいせいねん。 | 少年ジャンプ+

 

↑原作担当の横浜タケルという名義の方です。

 

 

内容はパッション全振りって感じ。

文章のつながりとか演出の仕方とか構図とか画の選定とか「俺だったらこうするなぁ〜……」みたいなのは多々ありました。それに加えてかなり行間を想像で埋めないとクリアできない箇所も多々あり。かなり集中して読まないと理解すら難しい。なんか「どうしたのかな?」っていう感も若干あります。(彼の過去作はその辺の問題をしっかりクリアしていたので)

なので、正直に言ってしまうとこの作品は最高でした。

前述した欠点とかもう全く何の失点にもならないくらい内容が良かったです。技術点は減点60点くらいだけど、芸術点で100億点、みたいな。

それに彼の人生のバックボーンも乗っかって重みもマシマシ。素晴らしかったです。

メジャーな媒体で掲載されることがエラいとか、商業だからエラいとかそういうことは微塵も思いませんが、それでもここまで漕ぎ着けたのは純粋にすごいと思います。そしてここから連載を続けていくことも正直難しいだろうなという気はします。それでもすごいものはすごいです。

というかこの回だけで終わる読み切りだったとしてもすごい。どんなに辛酸を舐めて腐ってもやるせなくても戦い続けて、そしてこんな所にまでたどり着いてしまった。

 

彼は昔「遅咲 千歌郎」という名義で活動していました(というか今もしてるけど)。で当時はオリジナルソングや自主制作ドラマも発表していました。

その中の一つに『ヒーローエンドロール』という名曲がありますが、今回このマンガを読んだあと、アレが頭の中で流れました(仮面ライダーフリーター第1話の音割れver)。千歌郎。アンタの名前はきっと俺のエンドロールに流れる。アンタの名前、俺の心にはちゃんと刻み込まれてるよ。Vitaの有機EL越しにアンタを知ったあの日からずっと。「横浜タケル」は刻めてないかもだけど(^◇^;)

 

あぁ〜。でもなんか、勇気をもらったと同時にネガティブな気持ちも貰ってしまったきがする。彼はあんなに頑張ってるのに、俺ときたら……。はぁ俺何やってんだよ……こんなことしてる場合じゃねえだろ……なんか生産しろよ……何で何もしてねえんだよ日々を無為に過ごすんだよ自暴自棄になっちまってんだよ……明日から頑張ろう

一生来ない『明日』かも知れないけど

それでも明日

明日こそは

 

明日かぁ