2022年5月。
私にとってこの月は私にとって忘れられない日になるでしょう。
今月、私は人生で初めて「出版社への持ち込み」を行います。
まさか自分がそんなことをしでかすとは思っていませんでした。
ただの少年だった私がいつの間にかマンガ好きになりました。
いつの間にかマンガを描きたいと思いました。
そして気づくと、実際に描きはじめ……実に2年が経過しました。
そしてついに今年、出版社へ持ち込みに。
2年前の自分が聞いたら多分信じないでしょう。
なぜなら、絵が下手だから。
当然です。
何か特別な訓練をしたわけでもなく、日常的に絵を描いていたわけでもない。
そんな人間が2年間つけ焼刃的にマンガを描いてきただけなのですからもうド下手です。
これは絶対いわれると思う。
多分口開いて最初に言われると思う。
それくらいの腕前です。
恥ずかしいので載っけはしませんが……。
しかしまぁ、話はなんとかそれなりのクオリティで作れたのではないかなと感じます。
これで完成とは思いませんが、これ以上自分だけで改善できないのはたしかです。
ならば、プロの編集者の方にアドバイスをもらうのが一番でしょう。
それくらい気軽な気持ちで持ち込んでいいって「描きたいを信じる!」に書いてありましたし。
それに、何もマンガ家になりたくて行くわけでもないのでね。
私はあくまでも「面白い話を描けるホモサピエンスになりたい」だけなので……。
ぶっちゃけたことを言うと、元々私は小説家志望でしたし。
それがシナリオライターとか脚本家とか声優とか変な回り道をした結果今に至っています。
この辺の経緯についてはいずれ書くかも知れません。
書かないかも知れませんが。
で、本題ですが持ち込みに行くにあたって用意したのは以下3つです。
- 完成原稿×1
- ネーム×2
- 途中までの原稿
完成原稿はアナログで作画し、コンビニのプリンターで印刷しました。
41ページなので410円。
結構するな。
今の時代はデジタル作画がマジョリティ(あるいはマジョリティになりつつある?)だと思いますが、自分はちょっと使いづらかったです。
理由として大きいのは、機材が普通のiPadという点でしょうか。
画面は小さいし、画面上部に訳わからない「…」が出てきて鬱陶しいし。
それに、やはり紙特有の手触り・ペンの重み・消しカスを払う時の感覚みたいな身体性を大事にしたいなと感じているのでそれも要因なのかも知れません。
とにかく、これからはアナログで作画までをやって、残りの工程をデジタルでやろうと思います。
で、デジタルといえばプリンターですが、今回はコンビニで印刷しました。
他所の記事では「持ち込み当日に道すがら印刷していく人もいる」と読みましたが、自分にはムリだなと感じましたね。
初めてで戸惑ったのもありますが、普通に30分強かかりました。
一度に印刷できるのが32ページまでなので、それ以内に収めれば少し短縮できそうですが。
とにかく先んじて行っておいてよかった。
とりあえずギリギリまでセリフのチェックを行なって修正を加えたりしています。
いや、おそろしいですね。
何を言われてしまうんだろう。
まぁ何を言われてもしっかりと受け止めて、次回作に活かすつもりではあるのですが……
そもそも「何も言われなかったら?」なんて想像もしてしまいます。
つまり、何も言えるところがないほど酷い。
見る価値なし。帰っていいよ!
みたいな。
もしそういう事になったら立ち直れるだろうか……。
いや〜不安だなぁ……。
まぁほれも不安なんですが、そもそもちゃんと行けるのかも不安です。
神保町の出版社に行くのですが、神保町迷いそうなんですよね。
一応、神保町には何度も行ったことがあるんですよね。
ペルソナ5で。
でも駅で降りたことはないので構内がどうなっているのか未知数。
最近まともに電車に乗ってないし、乗り換えとか大丈夫かな……。
いや〜不安は尽きませんね。
まぁしかし、万全な状態で行ける方が珍しいと思うので、やはりこれくらいは仕方ないって事なんでしょうな。
当日は少し早めに家を出て、余裕を持って行くようにしないと……。
あとできれば神保町を散策してみたいなぁ。
てかマンガ描きならこんな文書かないでマンガで描けや!!!