持ち込みに行ったあの日から練り直していたネームがついに完成しました!
今回は
- コマ割りを荒く(コマ数を少なく)する
- ページ数を減らそうとしない
- キャラクターの心理描写や説明を丁寧に
というのを意識して書いてみました。
その結果、描き直す前より重厚な作品になったと感じます。
まぁページ数が3倍近くなったんですけどね。
以前の作品では必要な部分もお構いなく切りまくったおかげで32ページに収まっていたのですが……
それをやめた途端、ページ数が96くらいち跳ね上がりました。
まずいですね……。
どうにか縮めたいのですが、どうにもコツが掴めません。
とりあえずこれで持って行こうかという感じです。
しかしこれじゃダメなことは明らかなんですよね。
私の好きな漫画のひとうに「流星のロックマン」というのがあります。
これは同名タイトルのゲームのコミカライズなのですが、第一話の構成がとても気に入っています。
50ページでハイテンポなギャグを連発しつつ、割と良い話系の展開もねじ込む。
小学生、中学生、高校生と何気なく読んできた本作ですが、今の自分が読み返してみるとその技術の高さに驚かされます。
やっぱプロってすごいな……。
でもそりゃそうですよね。
この作品が連載されていたのはコロコロコミック。
という事は主要読者は当然小学生なワケで。
コマが多かったら読んでもらえないかも知れないし、説明が少なければ理解してもらえない。
しかしこの漫画の平均的なコマ数は5くらいで、ページ数も50。
だというのに語るべき情報は過不足なく語れている。
ちょっとこのマンガをもう少し分析して、自分の作品にもエッセンスを取り入れるべきかも知れません。
案外自分に合う教材というものは、探さなくとも既に手元にあるのかも