いい感じの話が浮かんだ

 

今日はいい感じの話がひとつ浮かんだので、明日にでもネームに起こしてみようかなと思う。

普段はプロットに起こしてからネームにするのだが、今回はもう大体形ができている。

というのも、どうも自分は最近 物語作りの型みたいなモノが変化してきてるらしい。

 

以前はスティーブン・キングの「書くことについて」から学んだ「状況にキャラを放り込んで観察する」というスタイルで作っていた。

なので、一度頭の中で再生してみないと物語がどう決着するかが分からなかった。

 

しかし、ここ最近は「なんらかのモチーフがあって、それを抽象化して整理する」というやり方が多い。

この手法だと、言ってしまえば普段書いているブログや日記と同じことをキャラクターなどを通してやっているだけだ。

だからスタート地点を見ればある程度のゴールを予測できる。

ゆえにプロットなしでネームに行ける。

 

この手法は実際結構楽だし、なにより「これを伝えたいんだ!」というのがハッキリしてるので作家性みたいなモノを込めやすい。

その辺は利点だと思う。

が、作者にとって楽な作品ということは、読者にとっても楽な作品になる可能性が高いということでもある。

目の肥えた読者が見れば、読むまでもなくオチがバレるかも知れない。

そうなるとやはり以前までの状況を見守るスタイルに戻すべきなのか。

というか、こういうのって意図して戻せるもんなのか?

正直戸惑いが尽きないが、まぁやれるだけやってみるしかないよなぁ。