週に一度、家族で映像を見る会がある。
今週はインターステラーを見た。
これは自分の推薦で、以前見た時面白かった*1ので名前を上げた。
自分は一番好きなマンガが「進撃の巨人」で、
一番好きな小説が「あなたの人生の物語」なので、当然この映画も好きになった(まぁ一番の映画は別だけども)。
環境問題や食糧問題なんかも深刻になってきている昨今なので、他人事とも思えない切実さがあった。
まぁ、だからと言って他星に移住というのにはあまり賛同しないのだが。
地球の重力に魂を引かれた古い人類なので。
なんというか、スペースラナウェイするよりは地球をなんとかしたい。
そういえば家族から「タースやケースはメモリを変えても同一個体と言えるのか?」みたいな話が上がった。
それを聞いて真っ先に頭をよぎったのはシュタインズゲートだ。
シュタゲは高校のテスト期間中にどハマりして、勉強そっちのけでSSを読み漁った記憶がある。
その甲斐あってかその年は人生で初めて1桁代の点数を獲得したワケだが、その要因となったSS群の中にアレがあった。
タイトルは忘れたけどアレだ。
60過ぎた岡部がタイムリープして、オチあたりで「おいおい……これでも体感年齢は60過ぎてるんだぞ?」みたいな事を言うヤツ。
アレはアレで面白かったし、大いに楽しませてもらった。
ただ、ひとつ気になった事があった。
それは、記憶を消すということは殺人とかにはならないのか?という事だ。
まぁ、最悪……最悪2週間後の自分がタイムリープとかならまだいい。
しかし40年後となるとどうか?
40年後の自分と今の自分は同じだろうか?
もちろん違う。
私の40年前は、未だに父親のキャンタマと母親のランソーに分割された状態で格納されている。
そもそも人ですらない。
それぐらい離れた存在の記憶を上書きするというのは、もはや別人の意識を植え付けるにほど近いのでは?
そうなると人権というもののありかはどこにあるのかもよく分からなくなってくる。
意志? 意識? それとも記憶そのもの?
記憶を消すのは殺人ではないのだろうか。
なんか眠いからかよく分かんないこと考え出したな〜頭冷やして寝よ
うんこちんちん
*1:私は文系なので結構楽しめた(父娘の距離感が近すぎて若干気持ち悪い感は否めないが)が、理系の人からは結構不評らしい。化学考証周りが割と嘘っぱちなんだとか。