劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE : 作品情報 - 映画.com
先日、PSYCHO-PASS PROVIDENCE を観てきました。
これが間も無く公開終了……というか「そもそもPSYCHO-PASSの映画やってたんだ」というのを知って慌てて2期3期と映画5本を見、劇場へ。
自分と同じような境遇の人が多かったのか、席には結構人がいました。終了間近なのに。
駆け込み需要ってヤツですかね?
普段映画見に行かないので分からないです(^◇^;)
最後に映画を見にいったのは某約束の朝に〜のリバイバル上映だったのですが、今回はその8倍くらいのお客さんが入ってました。
さよならの朝に約束の花をかざろう : 作品情報 - 映画.com
この差は一体……
これがブランド力なのでしょうか。
それともリバイバル上映なんてそんなもんってことなのでしょうか。
それとも約束自体が
久しぶりに映画館に行きましたが、やはり楽しいものですねぇ。映画館というのは。
ポップコーンの匂いで満たされた空間、躓きそうになりながら登る暗い通路、身体中で感じる音という波。
どれもこれも忘れ難い素敵な思い出になりえます。
映画というメディア自体そこまで好きではないし正直あまり魅力も感じないのですが、映画館という場所は好きです。
なんかプレミアムな感じがします。
良い体験だったなぁ〜という気持ちになれます。
特に意味もなく映画館に行きたい気分です!
……こんなにも長々と映画館について語るってのがどういう意味か、おそらくもうお気づきでしょうね(^◇^;)
今回のPSYCHO-PASSですが、面白いかと問われれば「まぁ面白いっすね」と答えるというのが結論です。
楽しめたかと問われると「楽しくはなかった」
と答える、そんな感じでした。
PSYCHO-PASSは1期がとても好きで(もちろん1期は1期で不満に思ってる点もありますが)、僕が見たいPSYCHO-PASSはまさしくここにありました。
で、僕以外にも多くの方がそうだったのでしょう。
PSYCHO-PASSはシーズンを跨ぐほどにその評価を落としていきます。
僕は1期しか見たことがありませんでしたので、ネット上に多数見受けられる「つまらない」という評価にビクビクしながら2期以降を見たのですが……「いや、普通に面白いじゃん」と見直しました。
無論、昨今のパズドラなどのように敵側のしょうもないインフレには辟易とさせられましたが*1普通のアニメとして、あるいは普通の刑事ドラマ、あるいは普通のサスペンスとして見れば面白い作品だと感じました。
今回の映画は、その2期と3期の間で何があったか?というのを描いた話でした。
この作品のおかげで欠けていたピースがハマって少しスッキリしました。
「3期で居なくなってる人は何故居なくなってるのか?」とかモヤモヤしてた部分を解消してくれたので、そこが良かった。
ただ、これは完全に過去話を擦ってるだけなのでお話の内容は全く先に進みませんでした。
いつになったら終わるんでしょうね。この作品。
この映画はPSYCHO-PASSシリーズ10周年記念作品でもあるそうです。
制作陣は「更にもう10周年やるつもりなのかな」と邪推してしまいます。
もしPSYCHO-PASSがあともう10年かけて20周年まで行くつもりなのであれば、僕はもう付き合い切れないなと思いました。
4期が始まっても見ないと思います。
ありがとう。PSYCHO-PASS。
さよなら。
*1:「ドミネーター対策のために電波遮断するぜ!」みたいな初手ドミネーターメタが多すぎましたね。正直2期と3期のドミネーターUI全く覚えてないレベルでドミネーター使ってないじゃないですか。あのアニメ。でもこれは致し方ないとも思います。そもそも主人公側が使う武器としてドミネーターとシビュラという存在はあまりにも強すぎるので、敵側がそれを出し抜こうとするとマキシマみたいな方向に行くかそれをインフレで上回るしかないのでしょう。そういった意味でも、PSYCHO-PASSはマキシマで終わらせる、最低でもカムイで終わらせるみたいなのがベターだったのではないかなと感じています。