なんか負けそう

 

基本、何かを作っている人は何かしらの熱に浮かされてると思っています。これ面白いんじゃないか。これは世の中に出さなくてはならないんじゃないか。これを作るために自分の人生はあったんじゃないか。そういう幾つもの勘違いに人は突き動かされ、世の中に作品が増えていく、というような。大した作品も大した数も出していない自分でもそういう感覚はありました。それでも、それは常にずっとあり続けるものでもなくて、時折フッと我に帰る瞬間があります。俺何やってんだろとか、このまま行って人生どうなるんだろとか。多分こういうのも何かを作ってる人はみんなそうなんだと思います。ある時は熱に浮かされて、突然それが冷めて。でもいつかまた再燃して。それもまたそのうち冷めて。で、またまた再燃して……この浮き沈みを半永久的に繰り返しながら、人は前に進んでいくのだろうという気はするのですが、なんかなぁ〜。なんか、なんか負けそう