これがカナシミ・・・・・・(爆発)

 

今日、10月14日くらいからずっと読み続けていたブログを読み終わりました。⑨さんという方のヴァンガードのブログです。

通りすがりのヴァンガード日記

 

出会ったいきさつとしては

ヴァンガードのED集を見る(かつて - 永久未完の中間報告

 

切ない&懐かしい気持ちになってGoogle検索

ミネルヴァのアニメ登場シーンの画像が出てくる

「なつかしー」とか思いながら関連画像をつたっていくと大会レポ記事に行き着く

とりあえず読んでみる

という経緯をたどり、最終的にはこの方のブログを全記事読破するまでに。

 

そこまで惹かれた要因としては二つあり、「人柄の良さ」と「文体のゼロ年代感」となります。

とにかくこの⑨さんという方が優しい方で、見てるだけで応援したくなる人でした。

僕はバイト前に「よし、⑨キメて行くか!」と思いながら読んで出勤することもありました。

僕は結構、目にしているモノに感情を引っ張られるタイプなので、優しい気持ちをインストールしたいときとかに重宝させていただきました。

それから文体のゼロ年代感も良かったです。

かつてのネットにあった良さといいますか。

今だったらここまで自分の個人情報を開示するのは怖いですし。

それに何より「武器の貯蔵は十分か!?」とかも中々しらふでは書けません。

そういう発言をあげつらって「武器の貯蔵は十分か!?とか言っちゃってるよコイツキモw」みたいに晒し挙げて笑うのが昨今のトレンドなのでリスクが大きいです。

僕はそういういかにも晒し挙げて笑われそうなブログが実はとても好きです。

なので2014年頃までに書かれたブログを読みあさるのが趣味だったりします。

そのくらいの頃がギリギリ絶滅期なので。

しかし、この⑨さんは2015年にそれをやっているという。

正直度肝を抜かれました。僕もそれに倣いたいですが、そんな勇気はでませんねえ(^◇^;)

 

 

登場する人物とのエピソードなんかもちょくちょく書いてあって、まるで自分も「どーらく」のメンバーになったようで楽しかったです。

日常系のコンテンツとか、あるいはYouTuberや配信者にハマるメカニズムって多分これと近いところがあるんだろうなぁと感じました。

あとはヴァンガードに熱中してた頃を思い出したり。

そんなカンジですごく楽しそうにヴァンガードをプレイされていて、「いいなあ~……」なんて眺める自分。

しかし2023年現在の自分から見れば、当然このあと何が起きるのかも知っているワケです。

2度にわたるスタン落ち。コロナによる大会の中止。そしてルール改定や販売スケジュール変更など、公式による手のひら返しの連発。

まぁネタバレになるのでネタバレ回避したい方はここで僕の記事から目を離して欲しいのですが、彼の周囲もユーザーが減り、コロナで大会はなくなり、そして思い出のショップが閉店。

Gスタンの頃はとてもはしゃいでいて、可愛らしい印象すら受けていた文体も、Dスタン第2弾が出た頃にはとても無機質で感情のこもっていない文章が多くなっていたり。

 

 

そして最後の投稿。明確な最終回があるワケでもなく、叙情的なエピローグがあるワケでもなく、ある日フッと更新が途絶える……そんなカンジの終わり方に見えました。

日常の終わる瞬間なんてそんなものだよなと思う一方、10月からほぼ丸2ヶ月間毎日読んでいたブログも「もうこの続きはないんだ」と思うと胸に来るモノがあります。

2022年8月で投稿がストップしているので、もう1年以上放置されているこのブログ。

⑨さんは今もヴァンガードを好きでいらっしゃるのか。今もプレイされているのか。

というかそもそもまだご存命なのか。それすらも定かではありません。

しかし、たとえそのような状態であったとしても、彼が書き記した記事は残っています。

そしてそれを僕が読んだという事実は消えません。

その事実を胸に、僕はこれからも生きていきます……とかそんな事を言えたらとってもキレイなのでしょうけどね(^◇^;)

この何とも言えない喪失感も感情も、所詮は一過性のモノで明日には燃え尽きてしまうちょっとした情動でしかないんだろうなあなんて思ったりして、余計にセンチメンタルな気分になったり。

 

とりあえず、僕は少なくとも、消えるときには消えるって言ってから消えようと思います。

これを読んでいる、あなたを悲しませないためにもね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを読み返している僕「ありがとう! 俺!」

 

 

クゥゥ~~~~~~~~~~!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

(2023/12/09 アクセス数1)